世界から猫が消えたなら
佐藤健主演の映画。ちょうど2時間程時間に空きがあったため、そういえば某アイドルが観たって何かで言ってたなあとなんとなしにAmazonプライムで観た。(もう3年程プライム会員なのに映画は初めて使用した。笑)
余命わずかな主人公が自分の寿命と引き換えに世の中のいろんなものを消していくという話。
静かに淡々と進んでいくようにみえて、実際にモノが無くなっていく描写は迫力?というか喪失感をよく表していたように思う。
何よりこんなに泣かされる映画だと思ってなかった!真新しい展開では無いけれど主人公の父親役の奥田瑛二、親友役の濱田岳がいい演技をするんだよなあ…。濱田岳ってテレビドラマだと癖が強く映るけどとても映画映えする役者さんだね。
佐藤健は逆に癖のない静かな存在感で、というかなぜあの綺麗なお顔でご本人は絶対に陽側の人間なのにあんなに冴えない役が似合うんだ。役者さんってすごいな。
派手ではないけど静かすぎず、難しくはないけどちゃんと考えさせられる、観て良かったなと思える映画でした。
なによりキャベツが可愛い。タオルに包まれるキャベツ可愛すぎてスクショ止まらんかったわ。