リメンバー ミー
予告の映像を観た時点で、これは私のタイプな映像美が観れる!と思い絶対に映画館に行くと決めていた。ただ正直ストーリーにはあまり期待していなかった。
めちゃくちゃ良い映画だった。
最初は家族全員の凝り固まった価値観に幼い少年がボコボコにされていて(表現どうにかしろ)胸糞悪かったんだけど、
ヘクターと合流してからは最後までずっと楽しめた。
主人公の少年ミゲルはもちろん、周りの家族全員が少しずついい方向に変わって行って、その描写も無理がなくて。最後のシーンは本当に良い。近年稀に見るくらい幸せになれるハッピーエンド。
期待していた映像は文句なく美しかった。前半以降は基本的にずっと死者の国にいるから、映像がずっと綺麗でそれだけで観て良かったと思えるくらい。
またそれ以上に楽曲がいい!さすがディズニー。表題曲リメンバーミーはもちろん、ミゲルが歌う曲全てがシンプルだけど耳に残ってあったかい。字幕吹替両方観たけどどっちのミゲルも歌が抜群に上手いしね。
内容で言えば近年のディズニー映画で1番良かったと私は思う!注目度的にはアナ雪やズートピアの方が上な感じがするけど、私は圧倒的にリメンバーミーだな。ただの好みだけど。
基本的に洋画は字幕で観る方が好きだけど、
これに関してはぜんっぜんどっちも遜色ない!なんならミゲルの歌声聴くために吹替盤オススメする!
コンフィデンスマンJP
ドラマ版から好きだったので、U-NEXTでドラマ全話+SPを復習してから観に行ってきた。
初っ端からドラマ版の出演者のその後が出てきてテンション上げてくる!ロマンス編というだけあっていつもと少し作風が違うと感じながら観つつ、でもコンフィデンスマンだよ?絶対何かある、ダー子の計画もなんか薄っぺらいし裏があるやつだこれ…と思ってはいたけど、まさかそこからとはー!全然騙されました。途中中だるみに感じられる部分はあったけど、それもラストのどんでん返しへの伏線なんだろうと思うし、本当にこの脚本家さん天才だよね。何か言うと全部盛大なネタバレになるから詳しいこと何も言えない。でもこれは絶対にネタバレ見ずに行くべき。
内容に触れられないから、役者さんの話。長澤まさみの振り幅凄い。あんなに綺麗でスタイル抜群なのにしっかりダー子。違和感なくダー子。あそこまで振り切って演技できる女優さんになるなんて出て来た当初は思っていなかった(失礼)。東出昌大は他の作品でみると棒読み気味に思えてあまり好きではなかったけど、ぼくちゃんはハマってるよね。リチャードや五十嵐、お弟子ちゃん(名前忘れた)、皆んなキャラが立ってて画面が賑やかでそれだけで楽しい。
なにより映画版のゲスト、竹内結子と三浦春馬の存在感。ラン・リウ様の美しさよ…竹内結子は昔の清純で可愛らしいヒロイン像も素敵だったけど、年々迫力のある美人様に位が上がっていく。いや本当にランリウの所作、目線の一つ一つが見惚れるくらい美しい。また更にそれ以上に冷酷な女帝を示すシーンの格好良さ…!三浦春馬はキザな恋愛詐欺師役が嫌味なくハマっていて、普段ああいうキャラって痛々しくてフィクションと言えど目をそらしてしまうけど全く違和感なくみれた。三浦春馬のポテンシャル恐ろしい。またコンフィデンスマンJPはダー子にやられた時のターゲットの演技がいいんだよなー!やりすぎず、でもしてやられた悔しさだったりをしっかり演じきってて嫌味がない。いやあ、キャスティングの重要さ、素晴らしさを実感した。観て良かった!ドラマが好きだった人はもちろん、単体でみてもいい映画だと思う。重すぎずさらっとみれて、でも満足させてくれるから日々疲れた社会人にオススメ。
どうでもいいけど前田のあっちゃんはやっぱりアイドルのセンター様だね。卒業して結構たつし、結婚、出産しても何気にいろんな話題作にコンスタントに出てて凄いよね。
少年たち
Jr.はいつ急に芸能界から消えるか分からない怖さからあまり追わないようにしていたし、まずスマヲタだからJr.の子を知る機会があまりなかった。まあつまり食わず嫌い状態?だった。ただバカレアは放送当時ちょこちょこみてて、バカレア組のバランスの良さと顔面の良さはいいなって思った記憶があって。でもなんとなく勝手に何かしら起こりそうな、危ういグループだな…と感じて追っかけるまでには至らなかった。まだSMAPがいたし...ね...。その後SMAPは解散して、オーディション当時から推してた鞘師も表舞台に出てこなくなって。虚無感ばかりで暇をしてた時になんとなくYoutubeの寝起きドッキリをみて、ギャップにびっくりして!!!こんなナリしてめちゃくちゃ可愛いやん!!?そこから色んな動画見始めて、トークちゃんとしてる!パフォーマンスのレベル高くない!?グループとしてまとまっててあの頃の危うさも薄れてる!なにより顔が良い!!!となって立派にSixTONESの沼に落ち今に至る。まさか年下を推す日が来るなんて思わなかった。でも青いイナズマ期のSMAPを知ってスマヲタになった私がSixTONESのビジュに惚れない訳がない。前置きが長い。
要は少年たちの映画を観てきたという話。もちろん新規で舞台を観たことはないので映画が初見。ジャニーズ作品のぶっとび様は知ってたから、わりと覚悟して観に行ったけど思ったより内容もちゃんとしててそこまで苦痛じゃなかった。宣伝でも1番にアピールしてた冒頭の1カメダンスシーンがとても良くて!顔がいい!スピード感があってスノストの曲も組み込まれてて観てて楽しい。顔がいいし。唐突に「夢 恋 桜」が浮かんでくる演出はちょっと笑いそうになったけど。兄組は経験が長いからか演技もちゃんとしてたな。あまり映画では触れられなかった情報屋やさっくん、阿部ちゃん(役名分からないごめんなさい)等々他の子のエピソードも観たいなあなんて思ったな。あときょもさんは演技が堂本の光一さん味あるね。美形すぎて一般人役が浮いちゃうやつ。
まあ何より実演映像ですよ!AパターンとBパターン両方観ちゃったわ!
大画面でみるアイドルストの良さに、あときょも様の顔面の美しさに完全に推しが確定した。
Jr.が集まるとスノストのキターーー感がすごいね。まじでなんでデビューしてないのか意味が分からない。メンバー自身がデザインに関わったというジャポニカの衣装が大好きで大好きで、多分メンバーも気に入ってる+新しい衣装ポンポンと準備してもらえないのがあって何回も着てくれるの本当にありがたい。ライブ生配信でも思ったけどグループが集まった時の迫力がJr.のそれじゃないよスト。顔がいいし。
オタクの楽しさを改めて教えてもらった。楽しい!!!そしてこれは映画の感想ではない。いいんだただの自分の備忘録だから。
グリーンブック
あまり洋画観ないんだけど誘われて映画館に観に行った。
CMでちらっと観たくらいで前知識なしで行ったけど、良かった!(語彙力)
黒人差別を扱っている映画だけど、無理に派手な展開はなく主人公2人の性格を丁寧に追っていて観やすくなっていた印象。
展開は派手じゃないけどハリウッド?なだけあってセットは作り込まれてるし、演奏シーンは惚れ惚れしたし、洋画も悪くないなあと思えた。でも時代背景とかの知識があればもっと楽しめるんだろうね〜。
一つ言えばあの雪の中の運転シーンは無駄にハラハラさせられたし、パブ?のシーンの方がラストシーン感あったなと思う。でも観て良かったし、人に勧めるのも良い映画でした。
重版出来
出来とかいて"しゅったい"と読む。
ドラマ観るまでイントネーションずっと間違ってた。気が付いた今もなぜか正しい発音で言えない。昔から変な発音で覚えてしまって直せない、というのまれに起こるんだよな…。
元々LINE漫画で3巻無料になってて、前にドラマの評判良かったな〜と読み始めたらなかなか面白くて最新刊まで買って読んだ。何がいいって漫画家の先生たちのキャラクター。特に怪物新人漫画家、中田伯。天才故の不器用さ、背負っているものの重さ、なにより漫画への一途さ。連載をとったシーンは漫画を読みながら思わず涙が滲んだ。
U-NEXTにドラマが配信されていて、キャストもなかなか好みだったのでドラマver.も視聴。
しっかり原作をリスペクトしていて最終回まで満足して観れた。黒木華って正統派の美人ではないから主演には向いてない気がしていたけど、ちゃんと主役の華があった。なにより声がすっと入ってくる、高めなのに耳障りにならない素敵な声だね。中田伯役の永山絢斗もイケメンなのにちゃんと中田伯だった。イケメンだからこそ原作よりちょっと狂気さは物足りなく感じもしたけど、逆にあれくらいが観ててしんどくないしね。私が一番映像で観るのを楽しみにしていた連載を勝ち取るシーンも丁寧に描いてくれていて、そこの回は何度も繰り返し観てる。欲を言えばもっと大げさでも、というか熱っぽく(語彙力がなくて表現できない)ても良かったかな。でも御蔵山先生やアシスタント仲間の反応はドラマの方がしっくり来た。伯の怪物性をまじまじと実感しているような、なんとも言えない表情。
伯の話ばっかりになったけど高畑一寸役の滝藤賢一もすごく良かった。原作のキャラ自体がすごくいいのもあるけど、まんま一寸だったしニット帽にジャージ姿なのに妙に溢れる色気が…。滝藤さんの演技がとても好きだと今更ながら実感致しました。
全部は書ききれないけど全体的に配役がとても良くて良質なドラマでした。視聴率は知らないけど、放送当時口コミ良かったのも納得。連載続いてるしいつか続編しないかなー、地味にキャストめちゃくちゃ豪華だし厳しいのかな。
久々に当たりの漫画、からのドラマで大満足!!!引き続き原作を楽しむ。伯が少しずつ殻を破っていく様が気になって気になって。
このふたりの関係が密かに好き。